VSツールをインストールする必要はなく、pydファイルの使用説明。
scoopを使ってMinGWを自動的にインストール、設定する
パッケージマネージャーのscoopでMinGWをインストールします。このステップは、手動でmingwをダウンロードして設定することも可能です。
1 | scoop install mingw |
CythonとSetuptoolsのライブラリをインストールする
1 | pip install setuptools -i |
setup.pyでコンパイル内容を設定する
1 | from setuptools import setup |
以下のコマンドを実行してpydファイルにコンパイルする
64ビットのMinGWをインストールしていても、–compiler=mingw32で実行する。
1 | python setup.py build_ext --inplace --compiler=mingw32 |
pydファイルをインポートして使用する
コンパイルが完了したpydファイルの名前は「スクリプト名.cp38-win_amd64.pyd」のような形式になります。生成されたpydファイル名は変更せず、インポートする際はスクリプト名の部分のみを使用します。直接.pyスクリプトをインポートする場合と同じです。
注意:.pydは外部ファイルとしてインポートされるだけで、直接実行することはできません。別の.pyスクリプトを書いてpydファイルをインポートし、エントリーポイントとして使用する必要があります。.pydとpyが同時に存在する場合、実行時には.pydファイルが優先的に実行されます。
1 | # pydパッケージをインポート |